2008年08月22日

今日は自然素材についてのお話です。

今日は自然素材についてのお話です。

自然素材リフォームと言っても、いろいろわかりませんよね?
最近の、実際にあった、質問をまとめてみました。

Q.自然素材と他の建材は何が違うの?

A.自然素材の種類は、ムクのフローリングや壁・天井に塗る珪藻土(けいそうど)や漆喰(しっくい)などがあります。
大きな違いは、その建材から放散するホルムアルデヒドなどの有害物質の量が違うんですよ。一般的な建材は、わずかですが有害物質が放散されます。一方、自然素材は、その製造方法で違いはありますが、有害物質が放散されない建材が多いんですね。
つまり、シックハウス症候群やアトピーなどの問題を解決しようとしたら、自然素材を使ってリフォームするのが、現状では一番よいのです。また、そのような問題を抱えていなくても、自然素材は室内の湿度を調整する作用・ニオイを吸収する作用がありますので、ほんと~に快適なお部屋になりますよ

 
Q.ふ~ん、なんだか自然素材ってとってもよさそうね。他になにかいいところはない?  

A.まだまだありますよ。それは、ず~っと長持ちするということです。
一般的な建材だと、クロスのはしっこがはがれてきたり、フローリングの表面が割れてしまったりしますよね。自然素材はそれがないんです。メンテナンスもそれほどお金がかからないし、しっかりメンテナンスさえしていれば、長持ちいたします。
また、一般的な建材にはない、ホンモノだけにしか出せない質感、高級感、温かみがあるんです。
つまり、暮らせば暮らすほどホンモノならではの味わいが深くなり、なんともいえない、い~雰囲気のお部屋になりますよ。

Q.とってもいいところばかりだけど、欠点ってないの?

A.残念ながらあります。たとえばムクのフローリング。湿度の変化で伸び縮みするので、他のフローリングよりも反りやすい、ねじれやすい、隙間が空きやすいといった特徴があるのです。ただ、何の木を使っているかによって程度の差はありますが。
いずれにしても、自然素材のそういう特徴をご理解した上で「それが自然素材の味なんだよ。」と考えられる方でないと、自然素材を使ったリフォームは向かないでしょうね。

今日は自然素材についてのお話です。

Q.なるほど、自然素材のメリット・デメリットは分かったけど、ロハスプラスさんのリフォーム代って高いの?安いの?どっちなの?

A.う~ん、答えるのがむずかしい質問ですね。まず、リフォームに使う建材などの材料費。これは問屋さんを通さず、メーカー・輸入元から直に仕入れます。ですから、中間マージンが無い分お安くなるんです。
しかし、お安くしないものがあります。それは「人件費」。ずばり言うと職人の人件費を削ると手抜きの危険性が出ます。また、適正な額の報酬が保証されていれば、職人の働く意欲が高まりますのでロハスプラスでは、人件費を低くおさえることはしないんです。
もちろん私、後藤がいただく利益も適正な額を請求させていただいています。ロハスプラスを維持していくには、適正な額の利益が必要だからです。
ですから、どうなんでしょう、他社と比べたことはないのですが、ひょっとしたら、他社の見積より高いかもしれません。もちろん、その金額に見合った価値は提供していると自負していますが。

Q.工事期間中は生活が不便になるの?

A.そうですね。ある程度は不便になるでしょう。これも工事の内容によってどの程度かは違ってきますが。
たとえば、リビングの床・壁・天井のリフォームを例に見てみましょう。家具を移動しながらのリフォームになります。家具の移動は業者の方でやるのですが、貴重品やコップなどの割れ物はお客様のほうで移動していただくことになります。(もし業者がコップなどを割ってしまったらトラブルになるからです。)
つまりリフォームが終わるまでの間、家具やコップなどの食器が普段あったところにないので、それだけでも使い勝手が変わり、生活の不便さを感じるでしょう。
また、生活しながらのリフォームですから、リフォームの内容によっては工事期間が長くなり、あなたやご家族のストレスの原因になることもあります。
しかし、リフォームが終われば新しい生活が始まるわけですから、すこしの間、ちょっとだけガマンをしていただけたら、と思います。
今日は自然素材についてのお話です。

Q.自然素材が使えない家ってあるの?

A.どのような工法で建てられたのかによって、施工できるかできないかが違ってきます。 工法による違いは下記に記しております。ただし、一般的なケースをお話していますので、 それぞれのお家により、細かい部分で当てはまらない場合もあることをご了承ください。

1.木造住宅(在来工法・2×4などなど)  床・壁・天井共に問題なく施工できるところがほとんどです。 ただし、下地の状況により施工範囲が変わってきますので、金額等も変わります。  たとえば壁に珪藻土を塗る場合、クロスを貼った時よりも ヒビが入りやすくなるので、それなりの補強が必要な場合もあります。 また、床にムクフローリングを貼る場合、必ず既存のフローリングやベニヤの上に ムクフローリングを貼るのですが(重ね貼りといいます)、そのベニヤなどが 経年劣化によりたわむ箇所があればベニヤを張り替えてから、ムクフローリングを 貼ることになります。  このように、自然素材を用いてリフォームする場合、壁や床、天井などの下地の 状態がどのような状態なのかが大事になってきます。
2.S造(鉄骨系住宅)  S造とは家を支える骨組みに鉄骨を用いた鉄骨造の住宅のことです。 外壁・床には、ALC(軽量気泡コンクリート)と呼ばれるパネルを貼ります。 通常S造の床の仕上げにフローリングを貼る場合は、このALCをモルタルで ならした上に、直張り用のフローリングを貼るのが一般的です。 そのため木造用のフローリングが貼れない家もあります。  自然素材であるムクのフローリングでも、直張り用のムクフローリングがありますので フローリングを貼る場合は、その直張り用のムクフローリングを貼ることになります。 ただし、直張り用ムクフローリングの種類は少ないですが。 タイル・石等は問題なくほとんどの種類が貼れます。 壁・天井については、木造住宅と同じ下地である場合がほとんどなので、 上記1.木造住宅を参照してください。
3.RC造(鉄筋コンクリート造)  床については、モルタルでならした上に直張り用のフローリングを貼る場合と、 木で下地を組んだ上にフローリングを貼る場合とがあります。 直張りの場合は上記2.のとおりですが、木で下地を組んだ場合は まずすべてのムクフローリングが使えると考えてよいでしょう。 壁・天井については上記のとおりです。  マンションはこのRC造で造られておりますが、防音の問題をクリアしなくてはならず、 床の構造によっては、「遮音フローリング」と呼ばれる種類のフローリングしか 貼れない場合があります。 わたくしの知る限りでは、ムクフローリングでこの遮音性能を持つ種類の フローリングはありませんので、遮音フローリングしか貼れない場合は、 残念ながらムクフローリングは貼れません。 マンションの壁・天井については上記と同じです。  

ここではごく簡単な説明しかできませんが、より詳しくお聞きになりたい場合は、ご連絡ください。



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Posted by だい at 11:23│Comments(0)コラム
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